こんにちは!Megです。
「雰囲気で株を買う投資」から卒業して、企業の財務データや決算を少しずつ勉強しながら、賢く楽しく資産形成を目指しています。
とはいえ、まだまだ勉強中。
「この企業、好き!」
「この優待、欲しい!」
という気持ちと、
「でも、ちゃんと数字も見ようよ」
という自分が、日々せめぎ合っています(笑)。
今回取り上げるのは、私が500株保有している東急(9005)。
先日、株主優待を使って映画を観てきました。
そして今回は、優待体験だけで終わらせず、
「東急の業績はどうなの?」
「500株から600株へ買い増す意味はある?」
というところまで、決算や株価を見ながら考えてみます。
「優待が楽しい♡」だけでは終わらせない、私なりの投資記録です。
東急の株主優待でカンヌ受賞作を観てきました!
先日、久しぶりに映画館へ行ってきました。
観てきたのは、濱口竜介監督の話題作『急に具合が悪くなる』。
第79回カンヌ国際映画祭で、岡本多緒さんとヴィルジニー・エフィラさんが最優秀女優賞を共同受賞した作品です。
上映時間はなんと……196分(3時間16分)!
「3時間超えか……大丈夫かな?」
と思いつつ、せっかくなので映画館で観ることにしました。
今回利用したのが、東急の株主優待。
優待があると、普段なら少し迷ってしまうような作品にも気軽に足を運べるのが嬉しいですね。
【失敗談】Bunkamuraル・シネマでやらかしました(笑)
今回利用したのは、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下。
ここで、いきなり失敗しました……。
東急の共通ご招待券を映画鑑賞に使う場合、まず1階のチケットカウンターで紙の鑑賞券に引き換える必要があります。
ところが上映開始ギリギリに到着した私は、1階カウンターを完全スルー。
そのままエレベーターで7階の上映階へ。
そして、チケットが無くてフリーズ(笑)
結局、1階まで逆戻りすることになりました。
東急の株主優待で映画を観るときは、先に1階カウンターでチケット交換!
みなさんは私のように焦って往復しないでくださいね(笑)。

通常料金2,000円が、優待利用で0円に!

ポップコーンがなかったのは残念でしたが、冷たいチャイを飲みながら、3時間16分の大作を楽しみました。
久しぶりの映画館でしたが、
やっぱり映画館ってワクワクする!
まだ優待券が残っているので、また別の作品を観に行きたいと思います。
そして改めて、
「生活に身近な株主優待って、やっぱり楽しいな」
と感じました。
ただし、ここで思考停止してはいけません。
ここからは、東急という会社そのものを見てみます。
東急(9005)はどんな会社?
東急は、交通、不動産、生活サービス、ホテル・リゾートなど、幅広い事業を展開しています。
特に特徴的なのが、東急線沿線を中心とした「まちづくり」。
私自身も東急線を利用するので、
「東急がなくなったら困る!」
と思えるくらい身近な企業です。
でも、
「身近だから買う」
では、私が卒業を目指している「雰囲気投資」に逆戻り。
そこで、ちゃんと数字も見てみます。
2026年3月期の決算をチェック
まずは2026年3月期の実績です。
| 財務指標 | 2026年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|
| 営業収益 | 1兆861億円 | +3.0% |
| 営業利益 | 1,032億円 | ▲0.2% |
| 経常利益 | 1,161億円 | +1.8% |
| 純利益 | 871億円 | +9.3% |
| ROE | 10.0% | +0.6pt |
| ROE | 152.25円 | +12.10円 |
売上高にあたる営業収益は3.0%増、純利益は9.3%増。
一見すると、
「普通に好決算じゃん!」
と思います。
でも、ここで注目したいのが営業利益。
営業収益は増えているのに、営業利益は0.2%減っています。
つまり、
「売上は増えたけれど、本業の利益はほぼ増えていない」
ということ。
営業利益率も9.8%から9.5%へ低下しています。
人件費や建築資材などのコスト上昇が、利益を圧迫している点は今後も確認したいところです。
東急は「鉄道会社」だけではない
東急の強みを理解するために、事業別の営業利益を見てみます。
2026年3月期は、
- 不動産:約436億円
- 交通:約273億円
- 生活サービス:約219億円
- ホテル・リゾート:約97億円
となっています。
つまり東急は、単なる鉄道会社ではなく、
交通を起点に、不動産・商業・ホテルなどを展開する「沿線価値創造型」の企業
と考えると分かりやすいと思います。
私が面白いと思ったのが、この「沿線エコシステム」です。
鉄道で人を運ぶ
↓
駅周辺を開発する
↓
商業施設やオフィスを運営する
↓
ホテルや生活サービスも利用してもらう
↓
沿線の価値が上がる
↓
さらに人が集まる
という循環。
「渋谷再開発で儲かりそう!」
だけではなく、こうした事業同士のつながりが東急の大きな強みのひとつなのかなと思っています。
2027年3月期は増収増益を予想
会社は2027年3月期について、
- 営業収益:1兆1,400億円
- 営業利益:1,100億円
- 経常利益:1,114億円
- 純利益:900億円
を予想しています。
営業収益は前期比5.0%増、営業利益は6.6%増の計画です。
今後は、
「この会社予想どおり利益が伸びるのか?」
を決算で確認していきたいと思います。
東急の株価は割高?割安?
2026年8月末時点で、東急の株価は1,660円前後。
2026年3月期のEPS152.25円を使うと、PERは約10.9倍です。
PBRもおおむね1倍前後。
PER10倍台という数字だけを見ると、
「ものすごく割高という感じではない」
と私は考えています。
一方、2027年3月期の年間配当予想は32円。
株価1,660円なら、配当利回りは約1.9%です。
高配当株として考えると、正直ちょっと物足りません。
そのため東急は、
「高配当でインカムを狙う銘柄」
というより、
「優待+配当+企業価値の成長をまとめて狙う銘柄」
と考えたほうがしっくりきます。
また、自己株式取得など株主還元にも取り組んでいるため、配当だけではなく総還元で見ることも大切だと思っています。
2026年3月から株主優待も拡充!
そして、今回私が映画を観に行った理由でもある株主優待。
東急公式「株主優待情報」
2026年3月末基準から優待制度が拡充されました。
500株以上保有する私にとって、特に嬉しいのが映画関連の優待。
109シネマズの映画鑑賞優待券に加え、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下などで利用できる共通ご招待券もあります。
さらに500株以上1,000株未満では、株主優待ポイント3,000ポイントも。
東急ストアなどで使えるので、私は優待の一部を姉にプレゼントしています。
姉も東急ストアをよく利用するので、
「これ、結構嬉しい!」
と喜んでくれています。
こういう「家族と優待をシェアできる」ところも、私が東急を好きな理由のひとつです。
500株→600株は、本当に買い増すべき?
ここが今回、一番考えたかったところです。
現在、私は東急を500株保有しています。
以前は、
「次は600株にしようかな?」
と思っていました。
でも、ちょっと待って。
600株って、優待のために本当に必要?
2026年3月末基準の優待制度では、500株以上1,000株未満は同じ区分です。
つまり、
500株→600株に増やしても、優待内容は変わりません。
株価1,660円なら、100株買い増すために約16.6万円必要です。
それなのに優待は増えない。
ここで私が考えたのが、
「16.6万円を東急に追加することで、投資として何が変わるの?」
ということでした。
これが、今回600株への買い増しを思いとどまった理由です。
「機会費用」を考えるようになった
16.6万円あれば、別の銘柄を買うこともできます。
たとえば、配当利回りの高い銘柄
- 優待が新たに追加される銘柄
- 成長性が期待できる銘柄
- 今のポートフォリオで不足している業種
など。
もちろん、東急の株価が今後上昇する可能性もあります。
だから「600株にするのが間違い」ということではありません。
大切なのは、
「東急を100株追加することで得られるリターン」と「その16.6万円を別の投資先に回した場合のリターン」を比較すること。
これが「機会費用」を考えるということなんだな、と今回改めて実感しました。
「なんとなく600株にしたい」
ではなく、
「なぜ600株にするの?」
と自分に問いかける。
これも私にとっては、雰囲気投資から卒業するための大切な一歩です。
じゃあ、1,000株ならどうする?
一方で、1,000株まで増やすと優待区分が変わります。
つまり、
500株→600株
と、
500株→1,000株
では意味が違います。
前者は優待内容が変わりません。
後者は、優待ランクアップという明確な目的があります。
もちろん、1,000株まで増やすにはそれなりの資金が必要。
だから私は、
「優待が欲しいから、とりあえず買い増す」
のではなく、
「東急の株価と業績を見て、1,000株まで投資する価値があるか?」
を考えたいと思っています。
12,000株で「電車全線パス」が欲しい!
そして、私にはもうひとつ野望があります。
それは……
12,000株!
12,000株以上になると、「電車全線パス」の対象になります。
東急線ユーザーの私としては、
「これ、欲しい……!」
と思ってしまいます(笑)。
でも、株価1,660円で単純計算すると、
1,660円 × 12,000株 = 約1,992万円。
約2,000万円です。
これはもう、
「優待が欲しいから買いました♡」
では済まされない金額(笑)。
12,000株は、
「いつか達成できたらいいな」という夢
として、今は心の中にしまっておきます。
Megの結論|今は500株をキープ
ここまで調べた結果、現在の私の東急へのスタンスは、
「500株を長期保有しながら、決算をチェックする」
です。
特に今後チェックしたいのは、この3つ。
① 営業利益率が回復するか
売上が増えるだけでなく、コスト上昇を吸収して利益率を改善できるか。
② 金利上昇に耐えられるか
東急は不動産開発を手掛けるため、金利や資金調達コストの影響は無視できません。
③ 1,000株まで増やす価値があるか
株価が大きく調整したときには、
「500株→1,000株にするだけの企業価値があるか?」
を改めて考えたいと思います。
まとめ|「上がったから売る」から「シナリオが変わったら売る」へ
今回、東急の株主優待で映画を楽しみながら、改めて感じたのは、
「自分が実際にサービスを使っている会社に投資するって、やっぱり楽しい!」
ということ。
普段乗っている電車。
買い物をする東急ストア。
遊びに行く渋谷。
そして今回の映画館。
株主になることで、企業との距離が少し近くなる感じがします。
でも、これからはもう一歩進みたい。
以前の私は、
「好きだから買う」
だった。
これからは、
「好きだけど、今の株価で買ってもいい?」
まで考えられる投資家になりたい。
そして、
「含み益が出たから売る」
ではなく、
「企業の成長シナリオが変わったから売る」
という判断ができるようになりたいです。
まだまだ「雰囲気投資家」から完全に卒業できたわけではありません。
でも、
優待を楽しむ → 企業を知る → 決算を見る → 株価を考える → 買い増しを判断する
という流れを少しずつ身につけていきたいと思います。
これからも、賢く・楽しく・無理なく、株式投資を続けていきます!
東急の株主優待、みなさんはどう使っていますか?
東急の優待をお持ちの方、どんな使い方をしていますか?
映画、東急ストア、ホテルなど、
「この優待、結構使えるよ!」
というおすすめがあれば、ぜひ教えてください♡
また、JRや私鉄などの交通系株でお気に入りの銘柄があれば、そちらもぜひコメントで教えてくださいね。
※本記事は、筆者個人の投資判断および株主優待利用体験を記したものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・業績・配当・株主優待等は変更される場合があります。投資判断を行う際は、最新のIR資料等をご確認ください。


コメント