こんにちは、Megです。
突然ですが、みなさんは株を買うとき、
「この会社、なんとなく良さそう!」
「最近この株、人気だよね」
「社長さんの話を聞いたら成長しそう!」
こんな感じで銘柄を選んでしまうことはありませんか?
私は、あります(笑)
むしろ、これまでの私はかなり「雰囲気投資」寄りでした。
もちろん企業の業績やニュースも見るようにはしているのですが、「売上が伸びている」「成長市場にいる」「社長さんが魅力的」といった情報を見ると、それだけで「良さそう!」と思ってしまう。
そんな自分から少しずつ卒業するために、最近は決算書やIR資料を読む練習をしています。
今回は、そんな私にぴったりのイベント、KabuBerryさんの「参加型IRセミナー&個人投資家交流会」に参加してきました。
午前中は「妄想する決算」さんの出版記念講演会。
午後は3社のIRセミナー。
さらに個人投資家同士の交流会まで。
1日を通して、「企業を見る目」を鍛える勉強になりました。
売上が増えた」で終わらせない。決算書は「なぜ?」まで考える
今回、特に印象に残ったのが、午前中の「妄想する決算」さんの講演です。
私は今回初めて知ったのですが、音声メディアVoicyで「10分で決算が分かるラジオ」を配信されているそうです。
毎日10分で1社の決算を取り上げ、決算内容を解説しながら、ご自身の「妄想」も交えて分析されているとのこと。
今回の講演では、
「決算書を読める」から「決算書を投資判断に使える」へ
という考え方がとても印象的でした。
決算書を見るときに私はつい、
「売上高が増えている!」
「営業利益も増えている!」
「じゃあ業績好調なんだな」
で終わってしまいがちです。
でも、それではまだ入口。
大事なのは、
「なぜ増えたの?」
まで考えることでした。
ハイデイ日高を例に「分解→比較→なぜ?」で考えてみる
講演では、例として「ハイデイ日高」が取り上げられていました。
ハイデイ日高といえば「日高屋」。
駅前で見かけることも多く、私にとっても身近な企業です。
ここで面白かったのが、売上高をそのまま見るのではなく、いったん分解して考えるという方法。
「日高屋」を運営するハイデイ日高(2026年2月期実績:直営店舗数472店舗、売上高622.5億円、営業利益率10.6%、ROE18.7%、自己資本比率72.8%)
ステップ1:分解する
売上高をそのまま見るのではなく、「店舗数 × 1店舗あたり売上高」(さらに分解すれば「客数 × 客単価」)に分解します。
ステップ2:比較する
直近の第3四半期データ(既存店売上高前年同期比109.1%、客数104.4%、客単価104.5%など)を確認し、「店舗が増えたのか、客数が増えたのか、それとも値上げ(客単価上昇)によるものか」をあぶり出します。
ステップ3:「なぜ?」を考える
「なぜ客数が増えているのか? 駅前立地の人流回復か、新メニューや販促の効果か?」ここまで掘り下げて初めて、本質的なファンダメンタル分析のスタートラインに立てるのです。
単なる「増収増益」という結果ではなく、「その要因は来期以降も持続するのか?」を見極めること。これが「雰囲気投資」を脱却するための最大の防御策だと痛感しました。
これがファンダメンタル分析の入口なのかも
今回の講演を聞いて、自分が今までいかに「数字を眺めていただけ」だったのかに気づきました。
売上高が前年比+○%。
営業利益が+○%。
EPSが増えている。
PERが○倍。
私はこれまで、こういった数字を見て「ふむふむ」と思って終わっていました。
でも、本当に知りたいのは数字そのものではありません。
「なぜその数字になったのか」
なんですよね。
そして、その理由が今後も続くなら、企業の成長力として評価できる。
逆に、一時的な要因なら「今年の業績が良かった」だけかもしれない。
これって、まさにファンダメンタル分析の基本なのではないでしょうか。
「PERが低いから割安!」
「売上が伸びているから成長株!」
と判断するのではなく、
業績→要因→持続性→企業価値
という流れで考える。
これを自分の投資でも少しずつできるようになりたいと思いました。
午後は3社のIRセミナーへ
午後からは、
- L is B(145A)
- ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(334A)
- ダイナミックマッププラットフォーム(336A)
の3社によるIRセミナー。
実はこの中で、L is Bはすでに100株保有しています。
なので今回は、単に「知らない会社を知る」というより、自分がすでに株主になっている会社の話を、経営者から直接聞ける機会として楽しみにしていました。
株を買うときは「この会社、面白そう!」と思って購入しても、その後に改めて
「なぜ私はこの会社を買ったんだっけ?」
と考えることって、意外と少ないんですよね。
今回、IRを直接聞いてみて、
「なるほど、ここを成長ポイントとして考えているんだ」
「自分が期待していたところと同じだ!」
と思う部分がある一方で、
「ここはもう少し数字で確認したいな」
と感じる部分もありました。
こういう**「自分の投資理由と会社の成長戦略を答え合わせする」**という使い方も、IRセミナーの面白さなのかもしれません。
そして、ここで改めて思ったのが、
「社長さんの話が良かったから、買い増そう!」だけではダメだな
ということ(笑)
私は「雰囲気投資」から卒業したいので、IRで興味を持ったら、その後に決算書やIR資料を確認する。
「売上は伸びている?」
「利益はどう?」
「成長のためにどれくらい投資している?」
「会社が掲げている成長ストーリーは、実際の数字にも表れている?」
ここまで確認してから、次の投資判断をしたいと思っています。
IRは「買う理由」を作る場所ではなく、「自分の投資仮説を検証する場所」。
今回、そんな風にIRセミナーを見るようになったのは、自分の中ではちょっとした成長でした。
もちろん、残りの2社は今回初めて知った企業。
普段なら自分から調べることがなかった会社を知ることができたのも、IRセミナーならではの収穫でした。
「IRで買う」のではなく「IRで仮説を検証する」
今回のイベントを通して、私なりにIRセミナーの使い方が少し変わりました。
以前の私は、
「社長さんの話を聞く」
↓
「面白そう!」
↓
「株価を見る」
↓
「買いたくなる」
という流れになりがちでした。
でも、これだと結局「雰囲気投資」から抜け出せません。
これからは、
①決算・IR資料を読む
↓
②自分なりの仮説を作る
↓
③IRセミナーで社長に確認する
↓
④決算で答え合わせする
という使い方をしてみたいと思っています。
例えば、
「今後の成長ドライバーは○○だと思う」
という仮説を持ってIRに参加する。
そこで社長さんの説明を聞き、
「自分の考えと一致した」
「思っていたより違った」
「ここはまだ分からない」
と答え合わせをする。
これなら、IRセミナーが単なる「会社説明会」ではなく、投資判断のための情報収集の場になります。
個人投資家との交流も勉強になる
企業IRの後には、参加された個人投資家のみなさんとの交流タイムもありました。
これも、とても面白かったです。
自分一人で投資をしていると、
「この会社って面白いと思うんだけど……」
と考えていても、自分の視点だけになりがち。
他の投資家さんと話すと、
「そこを見るんだ!」
という新しい発見があります。
特に、自分とは違う投資スタイルの人の話を聞くと刺激になります。
高配当株を見る人
成長株を見る人
小型株を中心に探す人
決算を徹底的に読む人
同じ「株式投資」でも、見ているポイントが全然違うんですよね。
こういう出会いも、個人投資家交流会の魅力だと思いました。
ただし、2次会は今回は断念(笑)
ちなみに、その後は別会場で2次会も開催されました。
本当は参加したかったのですが……
疲れすぎました(笑)。
今回は泣く泣く参加を見合わせ。
次回参加するときは、体力もちゃんと残しておきたいと思います。
そして帰りには、まさかの豪雨。
折りたたみ傘を持っていかなかった私は、見事にビショビショになりました。
投資の準備はしていたのに、雨の準備をしていなかった……。
まだまだ詰めが甘いMegです(笑)
今回の学び。「雰囲気投資」から卒業するために
今回、一番大きかった学びは、
「数字を見る」だけではなく、「数字の理由を見る」
ということでした。
これからは決算を見るときに、
Meg式・決算チェック
①売上は伸びた?
↓
②何が売上を伸ばした?
↓
③利益はどうなった?
↓
④利益率は改善した?悪化した?
↓
⑤その理由は?
↓
⑥その要因は来期も続く?
↓
⑦会社の成長ストーリーと数字は一致している?
という順番で見てみようと思います。
まだまだ決算書を見て、スラスラ分析できるわけではありません。
でも、
「売上が増えた!すごい!」
で終わっていた私から、
「売上は増えたけど、何が理由?それは一時的?来期も続く?」
と考えられるようになっただけでも、大きな一歩。
「雰囲気で買う」から「仮説を持って買う」へ
これが今の私の投資目標です。
そして、いつか「この会社なんとなく良さそう!」ではなく、
「私はこの会社の○○という成長要因に期待しているから、この株を持っています」
と説明できる投資家になりたい。
そのためにも、決算書を読む練習を続けていきたいと思います。
まとめ:IRセミナーは「銘柄を探す場所」だけじゃなかった
今回参加してみて、IRセミナーや個人投資家交流会は、単に「知らない会社を知る場所」ではないと感じました。
企業のビジネスモデルを知り、経営者の考えを聞き、他の投資家の視点にも触れる。
そして何より、
「自分はその会社をなぜ買いたいと思ったのか?」
を考えるきっかけになります。
私のように「雰囲気で株を買ってしまうことがある」という人には、かなり良い勉強の場かもしれません。
もちろん、IRで聞いた話をそのまま信じるのではなく、最後は決算書やIR資料で数字を確認する。
この一手間を忘れずに、少しずつ企業分析の力をつけていきたいと思います。
ちなみに、今回のイベントでは新しい企業を知ることもできました。
今度はこの中から気になった企業を1社選んで、実際に決算書やIR資料を読んでみたいと思います。
「聞いて終わり」ではなく、「調べて、仮説を立てて、次の決算で答え合わせ」。
これができたら、私の「雰囲気投資」卒業も一歩近づくはず。
みなさんは、IRセミナーや個人投資家交流会に参加していますか?
「こんなセミナーが面白かったよ!」
「こんな勉強会がおすすめ!」
というものがあれば、ぜひ教えてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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